アンティグアに隣接する町に、ミュージアムを併設したコーヒー農園があると聞き散歩がてら行ってきました。
グアテマラでコーヒー農園の見学はぜひ行きたいと思っていて、色々調べたのですけどこのLa Azoteaはアンティグアから行きやすいし、入場料も50ケツァールと手軽なところが魅力。他の農場よりかなり安めな設定なので、内容的にあんまり期待して行かなかったですけど、なかなか興味深くてかなり勉強になりました。
場所はアンティグアから4キロくらい北に向かったところにあるJocotenangoという町の一角。歩いても行ける距離だけど、毎日9時と14時にフリーシャトルが中央広場から出てるみたい。Tuktukだと20ケツァールの距離。
私たちが到着した時にちょうど英語ツアーが始まったところだったので一緒に見て回ることに。
世界のコーヒー産地についてや、コーヒーが出来上がるまでのプロセスを分かりやすく説明してくれます。ここでびっくりしたのが、ベトナムが生産量でブラジルに次いで世界2位ということ。どうやらネスレが大規模な農場を経営しているからだそう。グアテマラの主要産地は6つあって、アンティグア周辺はそのひとつ。火山灰のお陰で世界的にも高品質で有名なコーヒー豆の産地なんだって。
12月は収穫シーズン真っ只中で、こうやって豆を乾燥させている様子を見ることができます。機械で乾燥させることもできるそうですが、天日干しが一番みたい。
ここはロースティングを行う場所。
豆の状態だと無味無臭なコーヒーですが、ここでやっとあの独特のいい香りを味わえます。ロースティングのテクニックはなかなか奥が深いらしく、30秒でも長くローストすると全く違うコーヒーが出来上がるらしいです。プラスその日の気温、湿度、豆の状態によって色々プロフィールが変わってくるそう。そういえばパナハッチェルのCrossroadscafeのMikeにもロースティングを見学させてもらったけど、プロフィールは完全に頭の中でメモさえないって言ってたな。職人の世界ですね。
最後は農園を歩いて見学。
コーヒーの木は直射日光がありすぎるとよくないそうで、日陰になるようにバナナやアボカドの木を一緒に植えられてました。
1本の木から取れるミディアムローストのコーヒーはだいたい50カップ程度だそうです。私たちは毎朝コーヒーを1人2カップくらい飲んでるので、年間相当な量のコーヒーの木を飲み尽くしてることになります。
広い敷地内を散歩した後はコーヒータイム!ちょっとだけ酸味のある美味しいコーヒーでした。もちろんお土産コーナーもあって、色々買うことができます。コーヒージャムなんてのもありましたよ。
このLa AzoteaはCentro Culturalって名前だけあって、コーヒーミュージアムだけじゃなく、マヤ楽器のミュージアムと民族衣装の展示も併設されています。
これも規模は小さいけどなかなか充実したところでしたよ。
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