ポカラからカトマンズに戻り泊まった宿はタメルの割にはやや高級な「Mums Home」というホテル。
暖房もついてて、24時間電気がついてて、ケーブルテレビだってみれちゃいます。
普通のゲストハウスでもよかったのですが、どうしても普通速度のインターネットが必要でホテル滞在することに。
なかなかうざいネパールの計画停電もこの宿にいるかぎり全く支障ありませんでした。居心地よすぎで最後に行こうと思っていたパタン行きを取りやめたほど!
最後の日はふらっと入った素敵レストランで思いのほかおいしい食事を頂き、次の目的地ドバイへ向かいます。
カトマンズからドバイへは直行便もありましたが、FlyDubaiという会社のホームページからチケットが買うことができなかったのでエアアラビアでシャルジャに飛びバスでドバイに行くことにしました。値段的にもこちらの方がやや安めでした。
カトマンズ空港出発が9時の予定だったんですけど、特に何の知らせも無く遅れに遅れて、やっと搭乗したときには11時前でした。
フライトは私たち以外全員ネパール人の出稼ぎ労働者のグループで、みんな初めて飛行機に乗るのかそわそわしててかわいらしかったです。
アラブ諸国ではインドやネパールからこうやって集団で出稼ぎ労働者を雇い、工事現場などで働かせているわけですが彼らが向かうのは悪名高きカタール。ワールドカップのための工事が急ピッチで進められていて、奴隷同然の扱いを受けた外国人出稼ぎ労働者が数百人単位で亡くなりつい最近大きなニュースになってましたね。
同じフライトに座っている彼らは、この事実を知っているのかな?
飛行機の窓から見える景色に歓声をあげたり、シートベルトのサインが出てるのに立ち上がって乗務員に怒られていたり、子供のようなネパール人たち。期待と不安でいっぱいの彼らを見ていると、せめて彼らの雇用主がまともな人間であることを祈らずにはいられませんでした。
5時間弱のフライトで到着したシャルジャ空港はかなり近代的。
アラブ首長国連邦のひとつであるシャルジャには、ドイツ人も日本人もビザなしで30日滞在できます。
ここからドバイへはエアアラビアのシャトルバスで行く予定だったのですが、フライトが遅れたおかげで次のバスが来るのは3時間後。そんなわけで高いけど仕方なくタクシーで移動することに。
シャルジャからドバイへの道はあまりにも綺麗過ぎてびっくりします。
オイルマネーで潤っているだけありますね。
お隣のサウジアラビアあたりでは女性は車の運転することさえ許されていないようですが、ここでは問題ないようでタクシーの運転手も女の人でした。
でもこれが結局大失敗。
運転の仕方が危なっかしい上に道を知らないらしく、ホテルが見つかるまで30分くらいぐるぐる回って10人以上の人に道を聞いたにもかかわらず道順を覚えられずにたどり着けず、最後は他のタクシー運転手が先導してくれ無事ホテルに到着。
私も運転苦手ですけど、彼女はタクシー運転手には向いてない気がするな。ちなみにシャルジャ空港からドバイ市内のホテルまで110AEDでした。迷ってなければ90くらいでいけたかな。
やっとの思い着いたホテル、ドバイにしては安め(1泊40ユーロ)でしたがキッチンつきのアパートメントタイプのホテルで部屋も広々で清潔。ただしインターネットは有料(1時間10AEDか1日50AED)でしたけどね。