バルセロナ時代の友人がアイルランドからバンコクに遊びに来たので、バンコク発の日帰りツアーに参加してきました。バンコクには無数のツアー会社があって、同じような内容のツアーがたくさんありますけど値段は本当ピンからキリまであります。全体的に見てスクンビット地域にあるツアー会社は、カオサン周辺のツアー会社より値段が高いみたいです。
私達はカオサンにある日系ツアー会社ジパングトラベルさんでツアーをブッキング。「線路マーケットとフローティングマーケット」を見学するツアーで350バーツ。たとえばHISみたいな安いイメージのツアー会社でもフローティングマーケット見学ツアーだけでも900するのでこれはかなりの安さ。
ツアーの集合場所がカオサンなのがスクンビットに住んでいる私達にはちょっと辛いけどもタクシー代を考えてもお得です。参加者は計10人と少人数。
大型バスで行くツアーだったら面倒くさいなあと思っていたのでちょうど良かったです。
まず最初は有名な線路マーケット。
このマーケット、テレビでもよく紹介されているし相当観光地化したところなんだろうと思ったら、地元の買い物客でにぎわうきちんとした市場でした。
観光客もかなり多いですけどね。
食材がやけに新鮮そうで、私も近所だったら買い物に行きたいくらい。
で、電車の来る時間まで待機。
電車がもうすぐ来ますよーのサイレンがなって、商品をよけはじめます。
商品を載せている台に滑車がついていて後ろに引けばいいだけなんで、結構簡単。
電車は思ったより至近距離でびっくり。
当たり前だけど普通に人が乗っててこれまたびっくり。そもそもなんで線路の上まで市場を広げようと思ったんでしょうね?となりは普通の市場でしかも場所ありそうだし。
そこらへんはガイドが居ないので?なままでしたけど。
ちなみに電車は日に8本くらいしか来ないし、ちゃんとお知らせのベルが鳴るので危険なことはなんともない平和なマーケットでしたよ。
線路マーケットの後は水上マーケット。
水上マーケット近くの船着場で船に乗り換え、マーケットまで向かいます。こんなに安いツアーなのにちゃんとこういうのがついててびっくり。
ボートは運河を通って20分くらいで水上マーケットに到着。
ここからは自由行動で、私達は手漕ぎボートでマーケットを散策することに。これは1人150バーツかかります。
この日は祝日だったのでこの混み様。
外国人だけじゃなくタイ人観光客にも人気なんですね、水上マーケットって。
売っているものはタイ全土のバザール、マーケットで売られてるであろうMade in Chinaな大量生産されたおみやげ物ばかりです。
だれがロレックスの偽物をここで買うのかと思ったら、前に乗ってたドイツ人若者(堅実で有名なシュバーベン地方出身)が結構食いついてました。
なんかもっと伝統的なものとか、地元のデザイナーが作ったものとか売ればいいのに。
でも水上マーケットの雰囲気はレトロな感じで期待してなかったのに楽しかった!
バンコクも昔はこんな感じだったんでしょうね。
最後は船のキッチンで作られるパッタイを食べて集合場所へ。
帰りのバスはずーーっと寝ていて、気づいたらカオサンに戻ってました。
住んでいるとあらためて観光ってしなくなりますけど、たまにこういうツアーに参加するのも楽しいかも。
このジパングトラベルのツアー、これ以外のツアーも他のツアー会社より相当安いので、バンコクからツアー参加してみようかなと思っている方におすすめします。
ちなみに大人数(4,5人から)でツアーに参加する場合は、個人でタクシーをチャーターしたほうがお得な場合も多いのでそこは要チェックです。