ホーチミンから帰ってきましたー。
ホーチミンも暑かったですけど、バンコクは暑季真っ只中。
乾季のおわりの今の時期が一番暑いらしく、夜中なのに30度越えています。
去年の9月に出発してからずっと暖かい国を回ってきたので、そろそろ涼しいところ、寒いところにも行きたいかも。
バンコクから飛行機1時間半で行けちゃうホーチミン。
ベトナムって私達の周りでは評判がものすごく悪く、ベトナム入国時にすでに賄賂を要求されるとか、タクシーに乗った日には身包みはがされるとか結構ホラーな話を聞いていたのですが、入国はいたってあっさり。
日本人の私は15日以下の滞在であれば、出国チケットの提示を前提にノービザで入国可能。
ドイツ人夫の場合はややこしくって、ネットでビザ申請して、プリントアウトしたものと写真を持ってビザカウンターに行って、パスポートにビザを貼ってもらい入国となります。
しかも45ドルとかなり高いし。
ODAのおかげでしょうか。
ホーチミンの空港から、市内まではバスが出ています。
普段なら迷わずタクシーですけど、今回は1週間分の荷物で超身軽(たぶん3キロくらい)なこともあって、おんぼろバスにチャレンジ。
安宿が集まっているPham Ngu Lao Streetまでは、30分くらいで着きます。(運転手に言えば適当なバス停でおろしてくれます)
ちなみにバス代は2人で1万ドン。これおつりをくれなかったのでこの値段ですが、本来は2人で8000ドンらしいです。
市内に入って驚くのが、バイクの多さ!
20年くらい?前にベトナムから来た留学生と語学学校の先生の恋愛をテーマにした日本のドラマがあったんですけど、知ってます?
あのドラマのワンシーンでもバイクが多すぎて道路渡れないってのがありましたけど、未だにまったくそのままでした。
もう何年も経っているのに交通事情変わってないのがびっくり。
20年前に既に中学生だった自分の年齢にもびっくり。
なんか子供時代っていつまでたっても10年くらい前って感覚ですけど、確実に遠い昔になりつつあります。
えっとホーチミンの話でしたね。
町並みはフランス植民地時代の名残か洋風な建物が多かったです。
交通量が多い割りに信号がなかったりするので道を渡るのは結構スリリングですが、バンコクと比べてどの道にも歩道がちゃんとついているので歩きやすいです。
社会主義の国ってのはたいていやけにでかい銅像とか、幅の広い道路とか好きですよね。
東ベルリンのカールマルクスアレーっていう通りなんて馬鹿みたいに広いですもの。
宿は予約しておいたPham Ngu Lao Streetの脇道にあるNgoc Thai Guesthouse。
よそよりはやや高いですが、経営ファミリーがすっごいいい人ばっかりで、お勧めです。
毎日部屋の掃除とタオルチェンジまでしてくれるし、格安のツアーの手配もしてくれます。
チェックインを済まして早速宿周辺を散策。
Pham Ngu Lao Street周辺は一昔前のカオサンみたいなところで旅人だらけ。
歩いていると生ビール7000ドンの看板発見。
7000ドンって25セントですよ?
ドイツでもこんな安いビール見たことないってことで、早速注文。
安いからなんか混ざってるんじゃないのと不安でしたが、味は普通のビール。
むしろ冷えてておいしい!
歩道にプラスチックの椅子が並んだだけの店なんですけど、かなりにぎわってました。
おなかが空いたけど、残念ながら食事はない店なのでご飯を食べに同じ通りのレストランに移動。
ベトナム料理、相当おいしいです。
なによりこんな安い店でもちゃんとおいしそうに盛り付けようっていう努力しているのがいいです。
お皿もプラスチックじゃないし。
ちなみにこのお店でもビールは1本50セントくらい(13000ドン)。
ビールが安くて食事がおいしいなんてこれは相当期待できそうです、ホーチミン。